私が私であるために

過ちを犯した世界とそれを取り戻そうとする
世界は全くの別世界だ

私は
金色のブタばこで深い孤独に溺れていた
そして夜の重さをしみじみと噛み締めた

小さな窓から私を見捨てた
社会がほんのりと見えた

備え付けのラジオからは尾崎豊さんの歌が
流れていた

綿菓子みたいな甘い世界観に愉悦が止まらなかった

私は目を閉じて自らの内側を観照した
私は社会で何者かになりたかった
しかし私は何者かになされてきた
様々なものを失うことを私は非常に恐れていた

だがすべては条件付きの概念でしかなかったのだ
私は最初から救われているし永遠だったのだ