ある医者の物語

海外旅行などで人がよく言う時差ボケというものを、私は感じたことがない。

当直で昼夜逆転とかになることもない。

人は絶叫スピードマシンに乗ると、その一瞬だけものすごく時の流れを速く感じる。

普通は、そんなことがしょっちゅうあったら耐えられない。

でも365日乗っていると、何も感じなくなる。

実際、海外遊園地の年間フリーパスを買って、360日
絶叫マシンに乗り続けた人がいる。
最初は目が回ったけど、途中から何も感じなくなったと言っていた。

絶叫マシンは、慣れて良いことはない。
たまに乗るから楽しい。

それと同じ。
現実的なことだけでは興醒めする。
でもロマンだけでは生活が成り立たない。

頭を使う。
体も使う。
そうしないとバランスを保てないのと同じ。

それが人。

でも、運動不足で入院する人はいない。
きっかけが何だとしても、原因は学童期までにある。

それがディフェンスメカニズムを原始的なものにさせるから、原始的でないものに対して免疫がない。

逆も言える。

尿道カテーテルより愛を注ぐよ膀胱に